ドローンを楽しむためには、安全に飛行させる技術や配慮が必要です。
また、安心してドローンを飛行させるためのメンテナンスも必要になります。
たくさんあるアイテムの中から、安心・安全かつ自分に必要なアイテムとなると悩んでしまいますよね。
実際に必要なアイテムと言うのは、ドローンを活用している環境によって違いはでてきます。
ですが、私のように趣味でドローンを扱っているなら、この記事で紹介するアイテム9選で必要十分です。
なぜなら、私が空撮をおこなった場所で悪い印象を持つ人は意外にも居ないことです。
ドローンも何かしらトラブルに見舞われたということも今までありません。
もちろん、ルールとマナーを守ったうえで飛行しているという前提です。
私は記事執筆時点でドローン歴2年3ヶ月となりますが、1度も通報された等のトラブルもなく撮影しています。
自己紹介
私は何者?と言ことで少し自己紹介をさせてください。
- 国交省認定スクールDPAで回転翼3級取得
- ドローン歴は2年3カ月です※記事投稿時
- 活動拠点は主に兵庫県内
- DJI製ドローン【Mavic 2 Pro】が愛機
YouTubeに空撮動画のチャンネルも開設しているので、そちらもご視聴ください。
なおさんのドローンチャンネル ←YouTubeはこちらから
以下の資格もドローンに関するものになり取得済です。
ドローン検定3級について、詳しくは『ドローン検定3級独学で合格!』の記事をご確認ください ☟
この記事ではドローンを大切に扱いたい、安心・安全に飛行させたい人に必要なアイテム9選を紹介していきます。
ドローンを扱う上で安心と安全に必要なアイテムは揃えておきたいものです。
結論、安心と安全を意識すれば、安全に配慮した操作や気遣いができるようになります。
必要な知識と技能、モラルなど意識することでプロパイロットに近づくことでしょう。
安心・安全に必要アイテム9選
機種問わずドローンを守る、大切に扱うために必要なアイテムは以下の5選です。
周囲への安全も確保しつつ、パイロットとしても一目置かれる存在になりますよ。
安全ベスト・腕章
ドローンパイロットとすぐに認識してもらえる、
また撮影スタッフと思われるなど目立ちますが効果抜群のアイテムです。
実際に私は安全ベストと腕章を装着することで、プロパイロットと思われて声を掛けられたこともあります。
周囲からの目も違ったものになりますし、着ている本人も身が引き締まります。
腕章は許可がもらえた証としても効果がありますよ。
ランディングパッド
屋外でドローンを飛行させるならランディングパッドは必需品です。
大切なドローンを傷や汚れから守るためにも必ず用意してほしいアイテムです。
またランディングパッドの存在が「ドローンを飛ばしている」と周囲に対してアピールする形にもなります。
お互いが意識するようになるので、自然と周囲に対して配慮出来るようになりますよ。
モニターフード
こちらを装着することで、スマホ画面や送信機のモニターに反射する光を軽減、モニターが見やすくなります。
操縦者の映り込みもなくなり、ブラックアウトなども防ぐことができます。
太陽光の反射をおさえ、モニターが見やすくなる=ドローンの飛行状態をすぐに把握できるということですね。
飛行状態を把握できなければ、ドローンを危険にさらすことになります。
ロストさせないように目視内で飛ばすことが基本ですが、モニターからの情報も非常に大事なものだということです。
モニターフード送信機に装着すれば簡単に太陽光の反射を軽減できます
風速計
ドローンを飛行させる前に必ずおこなってほしいことの一つに、風速を調べて「飛行できるか、飛行できないか」を判断することです。
体感では大丈夫じゃない?と思ったとしても、風速計で測ってみると【自分が思っている以上に風が吹いている】ということは普通にあります。
強風の中ドローンを飛行させるということは、危険極まりない行為とも言えます。
万が一墜落した場所やロストした先で
- 「何かを傷つけた」
- 「怪我をさせてしまった」
となれば、そこで飛行させることはできなくなるでしょう。
強風にあおられ操縦不能で墜落やロストさせてしまうことは、ドローンパイロット失格です。
サングラス
単体で使うより先に紹介したモニターフードとセットで使えば、より効果を発揮することができるアイテムです。
- 強い日差しから目を保護する
- クリアな視界を確保できる
上記の2点はドローンを守ることにも繋がりますよね。
眩しさに目が眩みドローンを見失ってしまうことは避けたいところです。
太陽光でドローンを見失うのは日差しの強い夏場に限ったことではありません。
日中や夕方の時間帯、年中を通して起こる現象です。
見えるぞ!私にもドローンが見える!太陽光に負けない偏光サングラス
ここからは機種ごとのドローンを守る・大切に扱うために必要なアイテムになります。
ドローンを傷つけない、万が一から守ってくれるといった役割のアイテム4選です。
※ここでは私が使用しているMavic 2 Proのアイテムをもとに紹介していきます。
ご自身の使用している機種に合わせてご確認ください。
プロペラガード
ドローンのプロペラ周りに装着し、プロペラをガードするアイテムです。
名前こそプロペラガードですが、ドローン全体を守ってくれる優れものアイテムなのはご存じですか。
私の経験ですが、屋根点検の練習中に家の壁に接近させてしまったことがありました。
その時、「やってしまった!」と思った瞬間・・・プロペラガードが壁に接触することで直接プロペラにダメージを受けずに済んだのです。
もしプロペラガードがなかったら、プロペラはもちろんドローン本体も無事では済まなかったでしょう。
実体験があるからこそ、必要と言えるのです。
もしプロペラガードがなければプロペラの破損は免れず、人など第三者と接触すればケガを負わせることになりかねません。
壁や側壁、人、自動車等との直接接触を防いでくれるものになります。
ドローンを守ると共に人や物を傷つけない、安全面を考慮して必要なアイテムです。
あとガードによって見た目が大きくなり、ドローンが見やすくなるので遠くまで飛ばせるかもしれませんね。
注意点として、プロペラガードを装着すれば風の影響を受けやすくなり、機体の挙動が不安定になることがあります。
また飛行の方法によってはプロペラガードを装着し飛行させなければなりません。 ←詳しくはこちらの記事を参考に
ランディングギア
Mavicシリーズは脚部が短く、本体と地面までの距離が近いのでちょっとした凹凸の場所でも離発着に不安を覚えます。
もしカメラ部分を損傷すれば、ウン万円の出費につながりかねません。
ボディ下にはセンサーもあるので、できることなら傷つけたくないと考えるでしょう。
ランディングギアはその部分を解消してくれる、Mavicシリーズには必須アイテムだといえます。
ドローン脚部に装着し、地上高アップさせておけば傷つく可能性は低くなります。
Mavic2Pro用拡張ランディングギア 必要とする理由教えます
バッテリー関係
ドローンのバッテリーは予備を揃えておいて損はありません。
バッテリー1つだと1回の飛行時間は30分前後※機種による
撮りたい映像を撮るには短すぎるんです、物足りないのは言うまでもありません。
急なバッテリートラブルが発生したとき、予備バッテリーがあれば撮影も続行できます。
なければその時点で終了となり、せっかくの撮影チャンスを逃すことになりかねません。
そんな悲しいことになる前に、値段は高くつきますが揃えておくことをおすすめします。
※3~4個ほどあれば安心
急速充電器も揃えておいて損はありません、車で充電できるタイプなら撮影場所移動中でも充電可能です。
仕事でドローンを使っているなら、車で充電できるのはありがたいはずです。
DJI純正の車載用充電器もあるので一つ用意してみてはいかがでしょうか。
スキンシール
私のMavic2proも赤くなっていますが、スキンシールでコーティングしています。
改造にならないので好きな色やデザインシールでコーティングして、オリジナルの機体に仕上げてください。
私個人の感想は、ドローンが見やすくなったことが1番のメリットになります。
純正色のグレーはぶっちゃけ見にくいです。
バッテリー用に別売りでスキンシールが用意されているので、複数個のバッテリーにも対応していますよ。
まとめ
今回は『ドローンを大切に扱いたい人へ 安心と安全に必要なアイテム9選』をご紹介しました。
この記事で紹介したアイテムを基本装備として揃えて、安全な環境を整えるのもプロパイロットの証です。
では紹介したアイテム9選をもう一度確認してみましょう。
最初からすべてを揃える必要はありません、空撮を何度か経験する間に揃えていけばいいです。
または「このアイテムが必要だな」と感じたときに揃えていくのもアリですね。
まず手始めにランディングパッド、風速計辺りを揃えてみてください。
私もランディングパッドと風速計を最初に手にして、ドローンデビューをしました。
それでは今後もドローンを楽しんでいきましょう。
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アクセサリーばかり揃えても、実践を積まないとパイロットの腕はあがりません。
実践をこなすことで、「危険なことや安全に飛行させるのに必要なこと」がわかってきます。
下記の記事を参考に、ドンドン空撮にチャレンジしてくださいね。