2022/3/12追記
この記事で紹介している【ドローン飛行チェック】は2022/3/31正午で終了となる案内がありました。2022/3/31以降は使う事ができなくなるのでご注意ください!
過去記事として残しておきます、他のアプリの参考にお読みください。
ドローンで空撮をする準備段階で、飛ばしたい場所または周辺が【飛行許可書類の申請が必要な空域】なのか。
近くに飛行禁止エリアがあるのか?などは、気になるところですよね。
以前、紹介したドローン飛行支援地図サービス【SORAPASS】は、PCやスマホで飛行禁止エリアを確認できるWebサービスでした。
SORAPASSについて、詳しくは『SORAPASSドローン飛行支援地図サービス』の記事をご確認ください☟
【SORAPASS】ドローン飛行支援地図サービス登録方法から使い方まで画像付きで解説
実は、今回もっと手軽で簡単に飛行規制エリアをチェックできるスマホアプリを2選ご紹介します。
『ドローンフライトマップ』『ドローン飛行チェック』の2つです。
私もアプリを知るまではWebで確認していました。
アプリを使用するようになってからは、手軽で簡単にスマホ一つでチェックできるようになりました。
自己紹介
私は何者?と言ことで少し自己紹介をさせてください。
- 国交省認定スクールDPAで回転翼3級取得
- ドローン歴は2年1ヶ月です※記事投稿時
- 活動拠点は主に兵庫県内
- DJI製ドローン【Mavic 2 Pro】が愛機
YouTubeに空撮動画のチャンネルも開設しているので、そちらもご視聴ください。
なおさんのドローンチャンネル ←YouTubeはこちらから
以下の資格もドローンに関するものになり取得済です。
ドローン検定3級について、詳しくは『ドローン検定3級独学で合格!』の記事をご確認ください ☟
この記事を読むと、便利なアプリの存在と航空法の知識が身に付きます。
結論、【SORAPASS】しか使ったことがない又はアプリの存在を知らなかった人は、サクサク簡単にチェックできる環境が整う。
アプリを使うにも航空法の知識は必要なので、航空法の知識も兼ねることができますよ。
ドローンフライトマップ アプリ2選
今回はiPhone、iPad向けアプリとAndroid向けアプリ(iOS版もあり)の2つをご紹介します。
※私はAndroid向けアプリの使用のみになります。
どちらも無料で使えて、ドローン飛行禁止エリアを地図で確認することができます。
どちらもほぼ同じ機能なので、スマホの機種によってどちらか選んでダウンロードしてください。
iPhone・iPad向け【ドローンフライトナビ】
ドローンフライトナビはiPhone・iPad向けのアプリになります。
このアプリはドローン関係の有名なアプリで、名前を聞いたことがある人も多いと思います。
アプリを起動させると、色別に飛行禁止区域が表示されます。
赤色の表示 | 人口集中地区(DID地区) |
青色の表示 | 空港周辺(進入表面等) |
黄色の表示 | 小型無人機等飛行禁止法による飛行禁止区域 |
日の出・日の入り時刻表示機能もあり、地図も航空地図へと切り替えが可能です。
Android&iOS対応【ドローン飛行チェック】※提供は終了しました
2022/3/31正午で利用できなくなっています、この記事は過去記事として残しておきます。
Android向けといえば【ドローン飛行チェック】が有名かと思います。※iPhone・iPadにも対応
ドローンフライトナビとほぼ同じ機能で、
- 人口集中地区
- 空港周辺の飛行禁止区域
- 日没までの時間
も表示されます。
こちらは私が使っているアプリなので、詳しくご紹介します。
インストール完了すれば早速アプリを起動してみましょう。
- アプリを起動させるとドローン飛行チェック①の画面になります。
- 国土交通省航空局ホームページ をタップするとドローン飛行チェック② 国土交通省航空局HPへ飛びます。
- 確認して次へ進む タップするとドローン飛行チェック③地図画面になります。
※赤いエリアは人口集中地区(DID地区)です。許可なく飛行させることはできません。
人口集中地区の正確なエリアは【国土地理院のHP】で確認しましょう。
- ドローン飛行チェック④人口集中地区以外の場所にピン(ドローンマーク)を移動させて、ピンの場所を確認 をタップ。
※ピンは画面をスライドさせながら移動させます。 - ドローン飛行チェック⑤ピンの場所の詳細情報が表示されます。
- ドローン飛行チェック⑥飛行可能なパイロットを検索をタップすると、サービスは終了していますが、dronemarketのページに飛びます。
※以前は登録しているドローンパイロットを紹介してくれるページでした。
日没までの時間や航空法飛行可能エリアが確認できます。ただし、飛行可能エリアは許可なく飛ばしていい場所ではありません。
- ドローン飛行チェック⑦は空港周辺エリアの表示です。青いエリアで表示されています。
※こちらも許可がなくては飛行させることはできません。 - ドローン飛行チェック⑧青いピンが打ってあるところはヘリポートになります。
※病院や空港、会社のヘリポートなど、近くで飛行させるのは避けたほうがいいですね。 - ドローン飛行チェック⑨最後は緑のピンですが、こちらは飛行場やドローンスクール、色々な場所が登録されています
スマホアプリを立ち上げた瞬間から簡単にチェックできるのが魅力ですね。
操作もシンプルで難しくないので、アプリのインストールは必須ですよ。
調べたい場所を住所で検索または、直接ピンを移動させるなどしてチェックしてみてください。
ドローンフライトマップ 航空法
便利なアプリやWebサービスも使い方を間違うと意味がありません。
航空法に準ずることは忘れないようにしてください。
- 地上又は水面から150m以上の空域
- 空港周辺の空域
- 人口集中地区の上空
- 緊急用務空域
- アルコール又は薬物等の影響下で飛行させないこと
- 飛行前確認を行うこと
- 航空機又は他の無人航空機との衝突を予防するよう飛行させること
- 他人に迷惑を及ぼすような方法で飛行させないこと
- 日中(日出から日没まで)に飛行させること
- 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
- 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
- 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
- 爆発物など危険物を輸送しないこと
- 無人航空機から物を投下しないこと
アプリで示される色が表示されていない場所は、自由にドローンを飛行させていい場所ではありません。
私有地や観光地上空は勝手に飛ばしていいわけではなく、管理者や所有者、行政に確認を得る必要があります。
航空法について、詳しくは『ドローン初心者必見 飛行の許可と承認の違いを教えます』の記事をご確認ください
まとめ
家ではドローン飛行支援地図サービス【SORAPASS】をPCで確認。
また、印刷の必要があればプリンターで印刷することも可能ですよね。
外ではスマホアプリ【ドローンフライトナビ】または【ドローン飛行チェック】で手軽に確認。
状況によって使い分けをおこなうことで、両方のメリットを最大限に活かすことができます。
ルールとマナー、モラルを守り安全にドローンを楽しみましょう。
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ドローンライフに欠かせない知識、当記事を参考にしてもらえれば幸いです。