人口集中地区(DID地区)・飛行禁止エリア・工場や発電所の危険区域は、調べないとわかりません。
実は、Web上でかんたんに確認できるサービスがあります。
それは『ドローン専用飛行支援サービス』SORAPASSです。
サービスを利用することで、特にドローンパイロット初心者の悩みを解決します。
なぜなら、自分の判断で飛行させるのは非常に危険で、違法飛行や処罰の対象にもなりかねないからです。
私も『SORAPASS』に登録して使っています。
自己紹介
私は何者?と言ことで少し自己紹介をさせてください。
- 国交省認定スクールDPAで回転翼3級取得
- ドローン歴は2年1ヶ月です※記事投稿時
- 活動拠点は主に兵庫県内
- DJI製ドローン【Mavic 2 Pro】が愛機
YouTubeに空撮動画のチャンネルも開設しているので、そちらもご視聴ください。
なおさんのドローンチャンネル ←YouTubeはこちらから
以下の資格もドローンに関するものになり取得済です。
ドローン検定3級について、詳しくは『ドローン検定3級独学で合格!』の記事をご確認ください ☟
この記事では『ドローン専用飛行支援サービス SORAPASS』の登録手順から使い方について解説します。
この記事を読めば『ドローン専用飛行支援サービス SORAPASS』に登録できて、無料版の機能が使えるようになります。
結論、人口集中地区(DID地区)・飛行禁止エリア・工場や発電所の危険区域が直ぐに確認できる。
飛行経路等、安全に配慮した飛行計画が立てられるのです。
ドローン飛行支援地図サービス『SORAPASS』とは
登録する前に『SORAPASS』とはどのようなサービスを展開しているか、ザックリですがお伝えします。
航空法で規制されている人口集中地区(DID地区)や空港周辺、飛行規制エリアを簡単に知ることができるサービスです。
『SORAPASS』で表示される地図をみれば、一目で簡単に人口集中地区(DID地区)や空港周辺の飛行規制エリアの確認が可能です。
『SORAPASS』には、今回の記事で紹介する地図サービス以外にも、オプションサービス(有料)が用意されています。
※今回は、有料版のオプションについては触れません。
『SORAPASS』登録方法
『SORAPASS』を利用するにはユーザー登録が必要です。
ここからは登録手順を画像付きでわかりやすく解説していきます。
ぜひ参考にして『SORAPASS』に登録してみましょう。
新規登録からログインまで
【SORAPASS】トップページへアクセス トップページの新規登録(無料)をクリックしてください。
アカウント登録画面にアクセス 各項目を記入していき画面下部左チェック項目にレ点を入れて登録をクリックします。
ユーザ登録に記入したメールアドレス宛にメールが届きます。
届いたメールに記載されたURLをクリックしてログインします。
再びSORAPASSのトップページへアクセス トップページのログインをクリックしてください。
これで登録からログインが完了です。
『SORAPASS』使い方
ここからは、検索欄を使用した地図サービスの使い方と画面の見方を説明していきます。
とても使いやすく設計されているので、誰でもかんたんに利用できますよ。
使い方と画面の見方
ログインができると地図の画面になります。
位置情報を許可にすると自分の居る地域に画面が変わります。
検索タブをクリック、検索欄に住所を入力。
入力すると住所一覧が出てきますので、どれかをクリックしてみましょう。
姫路市で検索した結果が下図の画面です。
姫路市の駅周辺は真っ赤になっているのがわかります。
この真っ赤な色の部分は人口集中地区(DID地区)を表示しています。
人口集中地区上空は、許可がないと飛行さることができません。
神戸空港、大阪国際空港、関西国際空港周辺は、わかりやすく円状になっています。
このように、飛行禁止エリアが一目瞭然に視認できる『SORAPASS』はスマホでも同じように使うことができます。
現地でも簡単に確認できるのは魅力ですが、できるなら事前にチェックしておくことを進めます。
飛行制限エリアを調べるならスマホアプリでも簡単にチェックできます。
スマホ版アプリについて、詳しくは『スマホで完結!ドローン飛行禁止エリアでアプリをチェック』の記事をご確認ください☟
注意点
最後に注意点をお伝えします。
規制エリア以外の「規制されていない場所が飛ばせる場所なのか?」まではわかりません。
色がついていない=自由に飛行OKではありません。
人口集中地区から外れた場所でも、飛ばしていい場所とは限らないのです。
飛行の許可と承認の違いについて、詳しくは『飛行の許可と承認の違いを教えます』の記事をご確認ください☟
『SORAPASS』有料版と無料版の違い
『ドローン専用飛行支援サービス SORAPASS』は有料版も用意されています。
無料版との比較ということで、かんたんに解説しておきます。
冒頭にも書きましたが、オプションサービス(有料)について記事にしていません。
あくまで補足の意味あいになります。
【SORAPASS】無料で使える機能
- 飛行禁止エリアの地図表示、確認
人口集中地区(DID地区)や空港周辺のドローン飛行規制エリアを色分けして表示しているので、一目で規制エリアがわかるようになっています。 - 機体情報・操縦者・登録者情報の管理
無人航空機飛行許可申請(DIPS Drone/UAS Information Platform System)に必要な情報を管理することができます。
国土交通省に飛行許可申請を出す際に利用できます。
【SORAPASS】有料で使える機能
- ドローン機体向け補償「SORAPASS会員のためのドローン保険」
『SORAPASS』会員のためのドローン保険として、東京海上日動を引受保険会社とする保険商品です。
事業者(法人/個人事業主)・個人問わず加入可能となっています。
詳しくはコチラ - 賠償補償「SORAPASS care」
保険+ドローン専用飛行支援サービスをセットにしたサービスです。
詳しくはコチラ - 飛行日誌作成・情報管理サービス「BLUE SKY」
飛行日誌の自動作成、機体やバッテリーの管理など、ドローン飛行管理をまとめてできます。
JUIDA会員は無料でサービスが使えます。
詳しくはコチラ ※JUIDA入会(年会費¥5.000) - 気象情報(お天気クラウド)
気象予報に他に高度毎に風向きや風速も調べることができ、日の入りと日の出も確認できます。
詳しくはコチラ - 「SORAPASS向けドロサツ!!レンタル」
ドローンを特別価格でレンタルできるSORAPASS会員向けサービスです。
急にドローンが必要になったり、予備機が必要となった場合などに便利なサービスになります。
詳しくはコチラ ※SORAPASS会員限定の外部サービス - 第3級アマチュア無線技士養成課程 eラーニング・アマチュア局免許
FPVドローンを飛ばすためにはアマチュア無線の資格と無線局資格が必要です。
『SORAPASS』ではJARDと提携して、アマチュア無線資格・免許取得のサポートをしています。
詳しくはコチラ ※SORAPASS会員限定の外部サービス - DIPSコネクト
飛行許可申請及び、実績報告を簡単に手続きできるサービスになります。
詳しくはコチラ ※SORAPASS会員限定の外部サービスです
まとめ
ドローンを飛ばすのに飛行制限エリアの確認は必須になるので、『SORAPAS』】で事前にチェックしておきたいですね。
『SORAPASS』について、もう一度確認しておきましょう。
ドローンを飛ばすなら『SORAPASS』は登録無料なのでこの機会に是非、登録して使ってください。
おすすめ記事
今回のおすすめ記事は、飛行可能な場所を探す方法です。
飛行可能な場所を探すにはどのように探すのか。
また、どのようなツールを使えば探せるのか悩んでいませんか?
実は、ツールを組合すことで飛ばせる場所を探すことは可能です。
今回紹介する『SORAPASS』も飛ばせる場所を探すツールの1つになります。
この記事を読めば、アナタの地域で飛ばせる場所が見つかりますよ。
ドローン飛ばせる場所の探し方 【SORAPASS】を利用して探す方法はコチラも参考になります